四月の君、スピカ: プロローグ
主婦で一児の母、 さおりがご案内いたします。
↑ まんが王国より
四月の君、スピカ 著者:杉山美和子
プロローグ
早乙女星(さおとめ・せい) 女子
高校受験に失敗した、
2次募集で運良く? 超進学校へ入ってしまった
深月(みづき) 男子
天文好きの無口な美少年
泰陽(たいよう) 男子
口の悪い学年トップの秀才
周りが秀才ばかり。
勉強についてゆけない。
話も合わない・・
居場所がない 星
そんなとき出会った 深月 と 泰陽
二人にさそわれて、3人で天文部に入部した。
居場所をみつけた 星
高校生活が輝きだした 星
・・・・・
星 と 月 と 太陽 のものがたり
これから少しずつ読んで、このブログに書いて行きます
待ちきれない方は こちら
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つづく
四月の君、スピカ: すべてはここから始まった
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「ありがとう 」
卒業証書を持って
校門を見詰める 早乙女星(さおとめ・せい)
屋上には天体望遠鏡のドームが見える
・・・・・
3年前の出来事を思い出す。
ともだちと高校入試の結果を見に行った・・
はしゃぐ友だち達・・
「また、みんないっしょに・・・」
星 「落ちちゃった・・ 」
・・・
人生、今日で終わったと思った・・
家族みんな・・暗くなっちゃった
星には 両親と妹の海(うみ)がいる
2次募集 がんばるから・・
星はがんばった
泪がでた
自分を奮い立たせた・・
でも、 ダメだった・・ けど
先生が言った
「一校だけ定員割れがあって
・・・なんとかひっかかったぞ! 」
「早乙女 ツイてるな」
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つづく
四月の君、スピカ: 超進学校
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そこは とんでもない高校だった
・・・都内でも 1,2を争う進学校・・・
入学式前に 教科書など 10Kg 渡された。
さおり注:教科書、重さで言う? ゴミに出すみたい(^_^)v
引きずるように運ぶ・・
年間行事計画書も入っていた
ゲゲ すごいスケジュール
試験がいっぱい・・・・・
しかも 入学式直後にテストがある・・・
ギャ 教科書の紙袋の底が抜けた・・
散乱する教科書
そこに一台の自転車が通りかかった・・
教科書の上を突っ走る
急ブレーキ
教科書はズタボロ
自転車のヤツがワメイタ
「オレのニュー自転車が・・・ 」
わたしの教科書・・
ののしり合う二人
自転車のカゴにも同じ教科書が入っている
同じ高校の一年なんだ・・・
「今日の所は許してやるよ・・ブス 」
最悪の事態
でも これが 一つの出会いだった
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つづく
四月の君、スピカ: 入学式
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入学式、だけど試験がある
まずい
この場に及んで 教科書を見てるのは私くらい
前の席の子、児玉琴未(こだま・ことみ)も不安そうにしている
琴未が言った
「分からないトコ きかない? 」
誰に
「このクラスには新入生代表がいるんだよ 」
「ほら 来たよ 」
エッ ヤツは
チャリンコ男!!!
こんな男と 一年間 同じクラスだなんて・・・
・
・
・
そして
テスト結果が返された・・
先生がぼやいた
「早乙女 星 やってくれたな! 」
「おまえが全科目 学年最低点だ 」
みんなの視線が痛い
「ひとりで クラスの平均点 下げてるぞ 」
「次はしっかりしろ 」
浮いてる わたし
・・・
帰り 琴未に誘われたけど 断った
ひとりで 屋上に
そらがきれい
教科書を見るけど
「やっぱり わかんない 」
そこから 屋根が丸いドームが見えた
なんだろう
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つづく